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シリーズ
- 赤ちゃんを亡くして(1)死産知りつつ涙の分娩
妊娠さえできれば、元気な子が生まれてくる――。あのころ、宮崎市の黒木啓子さん(41)はそう信じて疑わなかった。
妊娠が分かったのは、36歳だった2004年9月。結婚して1年10か月が過ぎていた。子どもは欲しかったが、共働きで忙しく、自然に任せていた。生理が遅れると検査薬で調べ、落胆する、の繰り返し。それだけに、喜びは大きかった。
超音波検査でわが子の映像を見る度に、かわいい、という思いが強まる。「早く寝ようね」などと、おなかの子によく話しかけた。「ここに私の子を連れてくるんだなあ」。見慣れた近所の公園も新鮮に見えた。夫と一緒に保健所の母親学級に参加し、風呂の入れ方なども教わった。
妊娠8か月になった3月。いつもの超音波検査を受けると、医師は頭を抱え、つらそうな表情で言った。
「心音が止まっている。亡くなっています」
え……?
「もう赤ちゃんが大きいので、病院で産まないといけない」と医師。泣きながら家に帰った。
翌日、紹介された病院に入院。3階の個室に入った。おなかから赤ちゃんを出したくない。死んでいる赤ちゃんに会いたくない。「窓から飛び降りよう!」。衝動に駆られた。そばに母親がいなかったら、本当に飛び降りたかも知れない。
翌朝、陣痛促進剤を投与することになり、陣痛室へ。陣痛に苦しむ妊婦の大きなうめき声が聞こえた。「私は死んだ子を産まないといけないのに……耐えられない」。看護師に訴え、別の部屋に替えてもらった。
初めての出産は怖かった。しかも、自分は「生」ではなく、「死」と直面しようとしている。つら過ぎる。その日一日、陣痛が来るのを待ちながら、出産の怖さを振り払うように、こう思い切った。
「ここまで来たら、きちんとこの子を産んであげるのが私の仕事」
その夜、赤ちゃんを分娩した。看護師が体をふいて、すぐに抱っこさせてくれた。590グラムの女の子だった。
「かわいい。顔が夫に似てる……でも、やっぱり、泣かないんだ……ここまで育ったのに、どうして……」。あとは涙で視界がぼやけ、夫にわが子の亡きがらを預けた。
毎年約100万人の赤ちゃんが生まれるが、死産は2万8000人(うち中絶は1万5000人)を数え、全妊婦の15%が流産を経験するとされる。流産・死産・乳児の死に直面した家族の悲しみと癒やしを考える。
(2010年2月15日 読売新聞)
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